・バラの大苗の植え付け…地植え
バラの苗の植え付けで、最も注意しなくていけないことは、根を乾かさないことです。
裸苗の場合には、30分程度水に浸けておき、鉢苗の場合には、根の周りの土を崩さないで受け付けるようにしましょう。
根を乾かしてしまうと、根に負担がかかり、弱ってしまいます。
根が長すぎる場合は少し切る必要がありますが、根を傷つけてしまうと、病気のもとになってしまうので、十分注意して根を切り、丁寧に植え付けましょう。
始めに、直径、深さともに10号の鉢が入るくらいの大きさを基準に考えて、40~50センチの穴を掘ります。
穴の底には腐葉土を入れ、穴底の土とよく混ぜた後、元肥を入れます。
元肥は、バラ用に調合された合肥料や、牛糞の他、油かす3、骨粉3、硫酸カリ2の割合で配合したものなどを、掘り出した土に混ぜて、穴の4分の1程度まで入れます。
さらに残りの土を、元肥がバラ苗の根に直接触れないよう、穴の半分くらいまで入れ、苗の根を広げて穴の中におきます。
苗の接木の部分が埋まらない程度で、水が溜まるスペースが残っている状態になるまで、土を穴の中に戻し、接ぎ口が土の上に出るところまで土を入れたら、手で押さえて土を固定します。
そして苗を安定させる為に、苗と平行に支柱を立て、棕櫚縄などを使って固定します。
最後にたっぷりと水やりをします。
水が引いたら、水を貯める為に少しくぼませていたスペースにも土を入れ、地面を平らにして、植え付け完了です。
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